Info02キメで肌の状態を観察
正しい角質ケアを行うと細やかでふっくらしたキメが作られます。
下に示す写真はコルネオセラピストである京田悦子（敬称略）がデジタル顕微鏡スコープで撮影したものです。スコープで観察するとその時点における肌の状態を確認することに加え、継続的に観察することでセルフスキンケアが正しく行えているかを評価することができます。
健康な肌はキメをみて判断できます。
三角形がバランスよく整い、ふっくらとした皮丘が観察できます。
スキンケアではこのようなキメを目指します。
角質が肥厚したキメのスコープ写真を提示しています（上のキメと見比べると違いが明らかです）。
三角のキメは大きくなり毛穴が詰まりべったりとしたくすんだ肌になっています。
代謝の悪い肌、または洗浄不足や保湿不足でこのような状態は作られます。
乾燥した肌（キメ）のスコープ写真です。角質層の水分が抜け、小さなちりめん状のシワが観察できます。
このような状態の場合、まずはローションパックを行います。角質に十分に水分を補給した後にジェルで使用するのが良いでしょう。
角質層摩耗、キメ喪失のスコープ写真です。
画像を見ると、毛穴や汗腺は開き、角栓が観察され、全体に赤く炎症状態になっています。皮脂が目立ち、自覚症状として、ほてりや乾燥、ツッパリ感を感じます。
スマートホンで撮影した写真も重要な情報になります。写真撮影するときの写す角度や光の加減をできるだけ同じにした上で、日付を書いておくと肌の状態評価に役立ちます。
情報提供 コルネオセラピスト 京田悦子
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